ニャルソック隊①~突然の接触~

使わなくなったスマホで見守りカメラアプリ入れて、防犯カメラとして稼働させているのだけど、ここに暮らし始めてから、外でパトロールしてるニャルソック隊の存在は、常に映し出されていました。

おあげちゃんも、ニャルソック隊出身です。

おあげちゃんは、当時のニャルソック隊の中でも完全に孤立してて、小さくて痩せっぽちだった。
獣医さんでも、このコは子ネコで生後6ヵ月くらいだと間違ったくらいのサイズだった。
後日、栄養不足で身体は小さいけれど最低3才はいってますねと修正された。

小さな痩せっぽちの、猫コミュニティからハジカれてるっぽいぼっちネコは、確実にウチの敷地内に住みついていたようなので保護し、一つ屋根の下、暮らすことになったのです。

おあげちゃんとの出会いエピソードはこちら

野良にゃあさんたちのサイクルは短い。自然の摂理もあるのかな…切ないけれど。

把握してるだけで、もうすっかり初期のころからメンバーが完全に入れ替わってます。
確かにいるのに、増えてるというわけではない。そう。世代交代がされてるだけのようなイメージ。
イノシシ、イタチ、タヌキ、ハクビシン、カラス、ヘビ…たしかにこの辺りは天敵も多い。だからなのかな。

現在把握してるのはだいたい4匹くらいのニャルソック隊。早朝ラジオに行く前に、果樹園のとこの坂道で4匹一緒にいるのを目撃。カメラにはバラバラに映ってたけど、チミたち群れだったのか!?Σ(・ω・ノ)ノ…とびっくり。

あとはオマケでハイエナっぽいビジュアルのコがいて、おそらく皮膚病にかかったらしい狸?とかではないかと。(今はもうすっかりカメラに映ることもなく見ませんが)

野良にゃあさんに対する考え方は、ほんと色々あって、正解はきっとあるようでない。
ベストなんて「何」基準か「誰」基準で考えるかだと思ってます。

だから全てケースバイケースで、一つの答えでは道は決められないんじゃないかと。

クローラモも保護猫だけど、施設出身で、まだ小さいカワイイ盛りでウチに来たので、野性味を感じない、のんびりぽや~んとしたフレンドリーなコに育ちました。

クローラモとの出会いエピソードはこちら

おあげちゃんがやってきて、もうすぐ1年。超!仲良しのふたりです♪

人と一緒に人間の作った家の中で暮らすために、それぞれ去勢・避妊手術を受けてもらいました。
クローラモは施設からの譲渡条件でもありましたが、条件でなくとも、一緒に暮らすためにはあたしたち人間の金銭的限界もあるし、環境、現状、未来を考えると、それはここにとってのベストでもあると判断。

この先も、なるべく健康で楽しく長生きして欲しいからって、人間のエゴもちょっぴりありました。

長かろうが短かろうが、毎日、幸せな時間を積み重ねて生きていればいいはずなのに、長くあって欲しいと願うのは間違いなく欲望からくる願望だな。

仕方ない。もうすでに家族みたいな仲間で、出来る事ならずっと失いたくない大切な存在だもの。

さて、お外のニャルソック隊のことですが、まあ、関係性を感覚的に表すと、気まぐれに立ち寄ってくれる、自由奔放な忍びの警備員さん…って感じかな。

生態の一部であるにゃんパトロールで、うちの玄関付近を通るのをセンサーが察知し、そのカメラに映った時間をのぞき見させてもらって、夕べはこのコが来たのか~なんてニヤニヤしてました。
基本みんな夜の活動で、昼間に出会う接点はほぼなかったので。
野良さんは、人の気配すると、逃げちゃいますもん(笑)

で。

最近、例外事案発生!

昼間に姿を見せて、だんだん近づいてきて距離が縮まったコたちがいます。

白ベースに腰のところからしっぽにかけてブチのある、通称「パレオ」さん!

そしてキジトラのしっぽの先っぽは黒いはずなのに見事な茶色の先っぽが判明した「ちゃぽ」さん。

ちなみに姿を昼間には見せない残りのニャルソック隊員2匹は「ぽんちょ」さんと「らて」さんです(笑)
まあ、例のごとく見た目柄からの直感的あだ名です。そういやこの2匹は、最近、夜もあまりカメラにも映らなくなりました。

昼間に現れた2匹。最初に近づいてきたのは「パレオ」さん。
今思えば…人間にはこう近づくんだよと「ちゃぽ」さんにお手本を見せてたような…(;´Д`)

でもパレオさん、自分から近づいて来たくせにシャー!(笑)…て、どゆこっちゃ。

ま、せっかくわざわざお近づきしてくれたので、カリカリのおすそわけ。
近くで見れるなら、ケガとかしてないかとか、性別はどうなんだろうとか見ようと思って。

ま、とはいえ最初からそんなに近くには来てくれない。
人間の様子をうかがいながら、それくれよ~~と言わんばかりなので置いて離れましたけど。

この日から、ほぼ毎日夕方くらいになると「ちゃぽ」さんが率先して近づいてきて、おねだりするようになった。パレオさんも、その後必ず合流して2匹一緒にいることが多い。

そして必ずちゃぽさんがグイグイ来て、パレオさんはどうぞどうぞとばかりに、ちゃぽさんが満足するまで譲ってる感じ。

あたしは最初は自分の車の中で息をひそめて様子をうかがってた。
その時観察しながら撮れた写真がこれ↓

…うえっ!?お腹…大きくないかい?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

まさか。。。そう…だからかっ!!!!だから例外的に近づいてきたの!?
角度的にあっちこっち姿勢を変えて不審者のような動きをするあたし。
お腹の方を見たいといろいろ工夫して観察して、一瞬見えたプックリ乳首とお・ち・り…オンナノコ…だ。

ひゃあああ~~~~~!ほぼ間違いなく、妊婦さーん!!!!
…おあげちゃんの時は、保護した後、妊娠騒ぎからのまさかのオチだったけど、さすがに、これは…本当っぽいです。

その他は、一見とくに大きなケガとかはなかったです。

で、じゃあ、いつも一緒にいるパレオさんは…ナニモノなのだ???

調べてみたら、ネコさんが群れっぽく一緒にいるのって、親子や姉妹で、オトコノコは時期が来ると出ていっちゃうから、わりとオンナノコばかりが多いなんて書かれてた記事を発見。

まさか。パ、、、、パレオさんもオンナノコで妊娠してないですかっ!?ってびびった。

でも、がっつく妊婦のちゃぽさんを優しく見守る姿からは、妊娠してるようには思えなかったので、これはもうなんとかして性別判明させなくちゃ!!!とパレオさんのオマタに視線をロックオン!!!←あたし軽くヘンタイ(;´Д`)

見えるまでネバりましたよ。んで、ちらりんと一瞬見えました。

カワイイふわふわの鈴カステラ、もといニャンタマが。…オトコノコでした。

むむむ!!!?いつも一緒にいるし、、、群れてるし、もしかして、まだ若くて兄妹で…パパ…とか?

推測でしかありません。

2匹がだいたいいつも一緒にいるのも不思議。
妊婦のちゃぽさんを守るようにいるパレオくん。

実際、このニャルソック隊の群れがどこを拠点としてるのかは、今のところ正確にはわからないです。
果樹園の奥の山の中なのか、それともどこかのおうちのお庭のコなのか…?(←ちょっと離れたところにいくつかニャン屋敷もあります)

パレオくんは白い毛がキレイで、ちゃぽさんより少し大きいイケニャン。

妊娠してるからであろうどん欲なちゃぽさんの食欲はさておき、おあげちゃんの時ほどの危機感を抱くほどの痩せっぷりではないので、ひとまず様子見。

どうなるのか…どうするのか…

いろいろ意見はあるだろうけど、何をもって幸せだというのか。
そして何をもって不幸だというのか。

答えの出ないことだから、むずかしい。

何にせよ、この2匹の情報量が少なすぎる。もう少し分からないとなぁ。

2号室の住人
  • 2号室の住人

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