Blind Cats-キチ編(眼球破裂)
【※閲覧注意…症状の記録です】
8月、道路で子ネコたちと出会って、約1ケ月半。
両目癒着のモンちゃんと、隻眼のキチくんは、現在、元気いっぱい走り回って成長しています!
保護当初からの、目の状態の経過をまとめておこうと思います。
実は、こんな状態のニャンコに会うのは初めてで、どんな病気なのか、良くなるのか、治るのか、悪くなるのか…調べても画像情報もあまり出てこず…
探りながらの毎日でした。
モン&キチの場合が、少しでも何かの参考となれば幸いです。
そもそもは、猫風邪と呼ばれている猫ヘルペスウイルス感染症からの、子猫の重症化のようです。
モンちゃんは両目癒着状態、キチくんは眼球破裂と分かれたようです。
今回は、キチくんのこれまでの状態と経過です。
保護当時、体重が400g、鼻の周りもカピカピで、多分ずっと、栄養分が取れていない状態でした。
命のタイムリミット寸前だったと思われます。生後4~6週くらいかな。
保護当日の状態は、右目からはとめどなく膿があふれ、左目は固まった膿で塞がっていました。
食事は、ミルクを哺乳瓶で流し込んでようやく10mlくらい…少ない…
鼻も塞がりかけてたのもありますが、とにかく弱々しく、ノミも、こっちが悲鳴を上げるほど、ウジャウジャいました。
今の状態で出来る事は、点眼薬の投薬くらいですと病院で言われました。
まずは、栄養つけてとにかく大きくなること!
…ですね。とにかくちょっとづつでも食べさせて元気になるのが先決!!!
数日間横ばいの体重。それでもミルクを飲む量が少しづつ増えていった。
同時に、教えてもらったホウ酸水を作り、目のお手入れをして点眼。
すると…
塞がってた左目が開眼しました!しかもキレイなオメメです!
塞がってたことが、逆に幸いしたのか、ウイルスに侵されずにすんだのかもしれません。
右目の方はおそらく無理でしょうと言われました。
変化は様々で、このコの目の状態が、今後どんなふうになるかは何とも言えないようで。
様子を見ながらの対症療法です。
一日、一日とめまぐるしく変化がありました。
少しづつ右目の膿がカチカチに固まって、瞼の上下もプックリ膨らみました。
これ以上腫れたらどうなるのっ!ってところで、ある朝落ちてました…
コロン…と(;´Д`A “`
う、、、膿の塊…だよね…?(;´Д`)めんこんたん落ちてるっ!!!ってひと騒ぎ。
モンちゃんと姉弟で一緒にいるから、身体が元気になるにつれ、成長期らしい遊びや追いかけっこ、じゃれ合いで引っかき合ったり、自分でもカキカキしたりしてるのをヒヤヒヤしながら見てたけど、どうにも出来ない。
無理やり縛り付けておくなんてことも出来ないしね。逆にストレスたまっちゃうだろうし、自然のままに見守ってましたが、まさかこうもきれいにポロリと落ちるとは…。
で、落ちた後は瞼の上下の腫れはスッと引いて、眼球を包んでいる粘膜的なそれ?と思わしきものが腫れてる状態でそこにありました。
まだ相変わらず、完全に目を閉じることは出来ずに、常にむき出しなので、傷をつけては流血し血まみれになってることもしばしば。血が固まってカサブタが出来、それを自分ではがしてまた流血…これを何度か繰り返しました。
点眼はキチくんだけで、3種類。キレイな左目もあるので、左目用の予防点眼もありきです。
で、しばらくすると、少しづつ腫れがひいてきて、瞼を閉じれるようになりました!!!
瞼を閉じれるようになったおかげで、流血することもなくなりました。
9月も終わりとなる現在。↓どうですかっ!!!劇的に変わりました!!!!
…カワイイ…
大きくなったら義眼とか、閉じる手術とかもあるらしいけど、健康的に支障がなければそのままでも大丈夫みたいなので、これからの様子次第です☆
まだまだ点眼治療中ですが、とにかく今は、ワンパクっぷりがすごいです(;´∀`)
ぴょ~~んと、人の肩やヒザに乗ってきます!歩くたびに足元でゴソゴソじゃれてきます♪
キジ白だと思ってたら、アメショ柄だと言われたキチくんです。
ぬぬっ!キミの血には高貴な生まれの血が混ざってるのかい?
こんな田舎の野良猫さんに、アメショ系いるとは思ってなかったので、そこは予想外でした(;^_^A